今週は2日連続の陰線を記録、短期的にはトレンドが弱い相場に
5月7日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは0.8%下落し、終値は967.6万円でした。今週は小幅ながら2日連続の陰線を記録しています。昨日も1000万円手前から上値が重くなる動きがあり、高値を超える動きはまだ弱い様子です。日足は長短期の移動平均線近辺で推移しており、大きな動きが出づらい状況です。
- オシレーター系インジケーターは足元で上昇しています。CCIはマイナス圏で推移も先週からは上昇しています。Fisherは昨日からプラス圏を回復しています。長期オシレーターのMACDでは本日ゴールデンクロスしています。
- ボラティリティ指数のADX(26)は下落しており、弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週は上値が重い展開となっていますが、値動きは小さく、強いトレンドはない状態です。長期的には上値を切り下げる動きとなっており、戻り売りも意識されています。短期的にはレンジでの推移となっており、方向感を掴むのが難しい状況です。日足は一目均衡表の雲の中で推移しており、雲を抜ける方向に次のトレンドが発生する可能性があります。現在の雲は930万円から1020万円となっており、このレンジを抜ける動きに注目です。
- 価格は14EMA(976.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(978.5万円)は横ばい推移となり、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(967.6万円)が先行スパン2(991.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-21)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.3)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(-0.1)を上回り、 買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-130524)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-126591)を下回り、売りシグナルが出ています。