期待されたMACDゴールデンクロスは失敗 日足は次の動きがあるまでトレード材料待ち
4月25日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で停滞し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.3%上昇し、終値は1004.6万円でした。今週のビットコインは不安定な値動きとなっており、週明けは上昇しましたが、その後は上値が重い展開となっています。週次では小幅なマイナスとなっています。昨日は今週の安値979万円を記録する場面があり、弱い値動きが見られます。
- オシレーター系インジケーターは足元で下落しています。週始めにプラスだったCCIは現在マイナスで推移。Fisherも本日デスクロスしています。ゴールデンクロスが期待されていた長期オシレーターのMACDは下落が継続しています。
- ボラティリティ指数のADX(23)は小幅に上昇し、下落方向へのトレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインは足元で売りが優勢な相場となっています。週足は現在の水準が維持されれば4週連続の陰線となります。相場の反転を待つ相場が続いています。まずは日足が短期移動平均線の上位への回復を確認したいところです。昨日は長期移動平均線(53EMA)からサポートされ、長期的なトレンドが維持されるかも重要なポイントです。相場は週後半にかけて動意が薄れており、次のトレード材料が必要です。現在は価格が2つの移動平均線の中間で推移し、次に日足が抜ける方向に注目です。
- 価格は14EMA(1011.4万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(983.1万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(995.9万円)が先行スパン2(1000.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-41)はマイナス圏で推移しており弱気示唆
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.6)はプラス圏で推移しており強気示唆。Trigger(0.7)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-31270)はマイナス圏で推移しており弱気示唆。Signal(-18552)を下回り、売りシグナルが出ています。