今週は売りが先行して取引がスタート、価格は1000万円割れ
4月15日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは2.6%下落し、終値は985.1万円でした。価格は短期移動平均線まで上昇する場面がありましたが、戻り売られる展開となりました。日曜日は小幅に上昇し陽線を記録した一方、週明けは上値が重い動きが見られました。日足は長期移動平均線近辺で推移しています。
- オシレーター系インジケーターは足元で下落しています。CCIは弱気トレンドを示唆する-100を下回り、-130で推移。Fisherでも昨日マイナス圏に突入し、売りシグナルが発生しました。長期オシレーターのMACDは、下落が継続しておりマイナス圏間近となっています。
- ボラティリティ指数のADX(18)は低位で推移しており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 今週のビットコインは売りが先行する形で取引が始まりました。これまで強かった相場からは値動きに弱さが目立つ動きとなっています。テクニカルは明確に下落しており、弱気トレンドの発生が示唆されています。まだ相場全体ではここ2ヶ月間の安値を割り込んでおらず、レンジでの推移となっています。今後は900万円の安値を試しにいく可能性があります。安値を割り込むともう一段安が懸念されます。長期的なテクニカルでは、相場はまだ高値で推移しており、今週はまだ利確売りが出やすい状況と言えます。
- 価格は14EMA(1032.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(974.8万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1027.1万円)が先行スパン2(931.0万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-130)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(0.01)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(48789)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(186030)を下回り、買いシグナルは出ていません。