9月21日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。オシレーターは下落しており、モメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは0.4%下落し、終値は1708万円でした。週末は上値が重い動きとなり、小幅に売られました。移動平均線の上位を維持しているものの、足元ではやや弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは61まで下落。Fisherは遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線を僅かに上回っています。
- ボラティリティ指数のADX（17）は低い状態となっており、トレンドが弱い状態を示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は0.1%の上昇を記録し、3週連続の陽線となりました。週足終値にかけて下落しており、利益確定売りが意識されました。月末も近くなりポジションの手仕舞いが起こりやすい状況です。テクニカルは弱気に傾いており、今週は押す動きが出る可能性があります。先週の安値となった1680万円台はサポートとして意識されるでしょう。今週の始めの相場は下落方向への動きに警戒です。
- 価格は14EMA（1700万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1681万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1689万円）が先行スパン2（1702万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（61）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.4）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（2.0）を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（130987）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal（82951）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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