3月11日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターはプラスの推移となり、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは3.7%上昇し、終値は1055.0万円でした。今週の始めも底堅い動きとなり、最高値を更新しました。これまでは1000万円近辺のレジスタンスで上値が重くなっていましたが、相場はレンジを上放れしました。
- 下落していたオシレーターは再度上昇し始めました。CCIは強気圏の102まで上昇。Fisherは遅行線を上回り、上昇しています。長期オシレーターのMACDは遅行線の上位で推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（57）は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインはレンジを上に抜けたことで上値が軽くなった可能性があります。短期的に強い上昇トレンドが続いていることが示されました。対ドルでも7万ドル台に突入しており、買い需要が強いことが示唆されています。史上最高値を超えたことで、目先の大きなレジスタンスは無くなり、価格はどこまで上昇するか未知数な状態となりました。昨日もこれまでの相場通り、夕方以降に上昇しており、アメリカ時間にかけての取引に注目です。高値を更新した今週は底堅い動きが予想されます。
- 価格は14EMA（963.9万円）を上回り強気示唆です。53EMA（810.3万円）は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（948.2万円）が先行スパン2（819.4万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（102）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（4.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（4.4）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（756340）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（701469）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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