高値警戒から大きな売りが発生、短期の上昇トレンド終了サインか?
3月5日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターはプラスの推移となり、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは6.1%下落し、終値は964.2万円でした。対ドルでは一時69000ドルの高値を更新する強い動きもありましたが、高値圏では大きな利確売りが発生しました。日足は移動平均線の上位を維持も、昨日は一時900万円まで下落する場面もありました。
- 上昇していたオシレーターは足元で下落し始めました。CCIは113まで下落。Fisherではデッドクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDは遅行線の上位を維持も上昇幅を縮小させています。
- ボラティリティ指数のADX(52)は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは月曜日に8.4%上昇しましたが、昨日は6.1%の下落となり、今週の上昇分を大きく削る結果となりました。日足チャートはまだ移動平均線の上位を維持し強く見えていますが、昨日の高値圏の強い売りはトレンド転換を示唆するには十分なものでした。ADXも52まで上昇していることから、上昇トレンドの終わりも近い可能性があります。短期のオシレーターでは下落が見られ、モメンタムの低下も確認されています。短期で利益が出ているポジションは手仕舞いを考慮する時期でしょう。週後半は高値警戒を意識した上値が重い展開となるでしょう。
- 価格は14EMA(893.1万円)を上回り強気示唆です。53EMA(759.0万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(877.9万円)が先行スパン2(803.1万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(113)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(3.1)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(3.3)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(717968)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(587756)を上回り、買いシグナルが出ています。