ビットコイン一時5万ドル突破 大台巡る攻防続く
16日のビットコイン(BTC)対円相場は157,591円(3.12%)高の5,210,999円。この日の相場は14日の過去最高値を更新し、対ドルでは一時、大台の50,000ドル(≒530万円)に乗せる場面もあった。
直近のBTC相場は、対ドルで節目の50,000ドルを巡りやや荒い値動きとなっており、14日に初めて520万円台に乗せた相場は、翌15日に利食い売りが入り、東京市場時間に480万円まで急落したが、その後は粘り腰を発揮し500万円台に戻した。16日の東京市場時間には、一段高で再び520万円台に乗せ、マイクロストラテジーがBTC購入を目的とした6億ドルの転換社債発行計画を公表すると、相場は一時532万円まで急伸し対ドルで50,000ドルを突破したが、直後には目標達成感から売りが入り、NY市場の中盤には506万円周辺まで値を下げた。
NY市場引け後には、カナダで二つ目のビットコイン上場投資信託(ETF)承認の報を受け相場は切り返し、足元では520万円台を回復しているが、対ドルの大台を巡る攻防に決着はついていない。

米10年債利回り上昇を受け、昨日はドルインデックスが2週間ぶり安値から急反発したが、これに伴い米期待インフレ率(BEI)は先週12日時点の2.21%から2.24%に上昇しており、ドル高によって売り圧力が発生する一方でインフレを懸念する買いも少なからず入っていると指摘され、一概にドル高が相場の重石になるとは見ていない。
ただ、50,000ドルでの売り圧力も相応に強く、やはり高値警戒感から売りが出やすい状況とも言えよう。先週のテスラ砲を受け、BTCの短期物ヒストリカルボラティリティ(HV)も100%を超えてきており(第2図)、50,000ドル乗せにはHVの低下を待つ期間が必要かと指摘される。
材料に恵まれ相場は底堅く推移しているが、過熱感が後退するまで相場は足元の水準で踊り場を形成するか。













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