アルト需要旺盛でETH最高値更新 BTCは上値試しきれず反落
19日のビットコイン(BTC)対円相場は61,003円(1.60%)安の3,742,997円と反落。一方、この日はアルトコインの物色が目立ち、イーサリアム(ETH)は対ドルで史上最高値を更新して1,440ドルにタッチした。
東京市場時間のこの日のBTCは、アルトターン(アルトコインに資金が流れる現象)の加速でETH、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCC)などの主要アルトコイン銘柄が上昇する中、一貫してジリ安の展開となり前日終値の380万円周辺で鈍い値動きとなった。一方、この日は先週からのドル高が一服となり、欧州市場時間に入るとアルトコイン高に追随するように反発し、NY市場中盤には393万円にタッチした。
しかし、その後はアルトコインに利食いが入ったことでBTCも失速。今朝方には前日終値を割り込み、マイナス圏で終値を付けた。

昨日はイエレン次期米財務長官の議会での指名承認公聴会が行われ、同氏の財政政策に対する「大胆な行動」の呼び掛けや、市場主導型の為替へのアプローチがドルを押し下げる要因となった模様だ。BTCはタイミング悪くアルトターンからのアルトの利食いで上値を試しきれず反落した格好だが、米国における長期的なゼロ金利政策維持と、財政と金融政策の連携強化の見通しは、継続的なドル安トレンドの要因になると指摘され、中長期的にはBTCのようなオルタナティブアセットに追い風となろう。
ブレーク・イーブン・インフレ率(市場が向こう10年で織り込む平均インフレ率)も2.10%と上昇基調を保っており、インフレヘッジ需要もBTC相場を支える材料となるだろう。
チャート上では、BTCは三角持ち合いを形成し、そろそろブレイクアウトとなってもおかしくない形となってきた。注目としては、本日の米大統領就任式で、これを無事に通過できればドル安が味方となり上値を試す展開となるか。引き続き、21日移動平均線、一目均衡表基準線、ボリンジャーバンドセンターラインの密集するエリア(344万円〜372万円)に注意しつつ、ブレイクアウトに備えておきたい。





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bitbank Report 2021/01/20:アルト需要旺盛でETH最高値更新 BTCは上値試しきれず反落









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