BTCは8.5万ドルを維持 FOMC議事要旨と米国債入札に注目

6日のビットコイン(BTC)円は1355万2171円から取引が始まった。東京時間はやや軟調な地合いとなるも、1350万円周辺で下げ渋ると、欧州勢参入後には押し目買いが入り、1360万円台中盤まで水準を戻した。しかし、前日高値の1370万円近辺で上げ渋りに転じると、米国時間には原油価格の上昇を眺めて上げ幅を吐き出した。尤も、目星い材料に乏しい状況で、相場は1350万円台中盤で下げ止まると、その後は同水準での小動きに終始した。終値は前日比0.02%高の1355万4670円となり、1日を通して方向感に欠ける展開となった。


本日のBTC相場は、引き続き節目の8万5000ドル(≒1347万円)を維持できるかが焦点となろう。本日は米10年債入札と9月FOMC議事要旨の公表を控えており、米金利の反応には引き続き注意したい。FOMC議事要旨では、9月会合で追加利上げを支持する意見が多く確認されれば、短期金利の上昇を通じてBTCの上値を圧迫する可能性がある。尤も、会合後に発表された8月の米個人消費支出(PCE)デフレーターと9月の雇用統計はいずれも市場予想を下回っており、足元では10月の追加利上げ観測も後退していることから、議事要旨による市場への影響は幾分限られよう。短期金利の上昇が落ち着く一方、10年債入札で国債需要の弱さが確認され、長期金利が上昇するのであれば、財政や国債需給への懸念が意識され、BTCにとって必ずしも悪い環境ではないとみている。こうしたなか、8万5000ドルを維持できれば8万7000ドル(≒1378万円)の再トライを経て9万ドル(≒1426万円)を試す余地が残る一方、明確に割り込めば値幅調整が進む可能性に警戒したい。



PDFリンク
bitbank Report 2026/10/07:BTCは8.5万ドルを維持 FOMC議事要旨と米国債入札に注目













