BTCはウォラー発言で急反発 米雇用統計で流れ変わるか?

3日のビットコイン(BTC)円は1229万0696円から取引が始まった。東京時間は小動きに終始するも、欧州時間にはドル円相場の下落が円建てBTC相場の重石となり、1213万円近辺まで下落した。一方、FRBのウォラー理事が、インフレの大幅な上振れがない限り、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利の据え置きを支持したほか、利上げ判断を1会合先送りするコストは高くないとの認識を示したことで、9月会合での利上げ観測が急速に後退し、BTCは1260万円を回復した。米国時間は確りとした推移が続き、今朝方には1280万円にタッチ。その後はやや水準を下げ、終値は1264万6889円となった。


ウォラーFRB理事はデータを重視する姿勢で知られ、コロナ禍後の米景気についてソフトランディングを正確に予測した実績もあり、市場からの信頼は厚いと指摘される。ウォーシュFRB議長が金融政策の先行きについて明確なヒントを示さないなか、市場にとってはウォラー氏の発言が実質的な政策のコンパスとして機能した格好と言えよう。昨日の想定外にハト派的な発言を受けて9月FOMCでの利上げ観測は急速に後退し、BTCは急反発。ドル建てでは8月高値を更新しており、相場の地合いは一気に改善した。尤も、本日は8月の米雇用統計を控えており、ここで労働市場の底堅さが確認されれば、昨日後退した利上げ観測が再び巻き戻される可能性がある。また、8月の相場急騰以降、ドル建てBTCのRSIでは弱気のダイバージェンスも確認されており、高値更新に対して上昇モメンタムは鈍化している。雇用統計が弱ければ一段高も視野に入る一方、強い結果となれば利食いを伴って急反落する可能性もあり、昨日の上昇だけで安心するのは時期尚早と言えよう。



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bitbank Report 2026/09/04:BTCはウォラー発言で急反発 米雇用統計で流れ変わるか?













