BTCは方向感欠くも下値リスク イールドカーブのフラット化には引き続き警戒

9月1日のビットコイン(BTC)円は1255万2908円から取引が始まった。前日に続き東京時間は方向感に欠ける展開となったが、終盤には原油価格の上昇を眺め、小甘く推移し、欧州勢参入後には1250万円周辺で揉み合った。また、米軍がイランに対して新たな攻撃を展開するなか、米国時間には原油高に拍車が掛かり、米国債利回りが上昇。特に短期ゾーンの利回り上昇が顕著となり、BTCは一時1226万円近辺まで下落した。尤も、10年債利回りが直近高値を連日更新するなか、その後は1240万円周辺まで下げ幅を縮小し、終値は1241万6308円となった。


原油高を背景に幅広い年限で米国債利回りが上昇しているが、足元では短期金利の上昇ペースが比較的速く、イールドカーブのフラット化が進んでいる。長期金利の上昇に伴う財政懸念は引き続きBTC相場の支えとなり得る一方、現状では9月FOMCでの利上げ観測の影響が相対的に強いと言え、FF金利先物市場でも9月の利上げ確率が連日じりじりと上昇している。こうしたなか、本日はADP雇用レポートの発表を控えており、米労働市場の底堅さが確認されれば、利上げ観測の高まりから短期金利が一段と上昇し、BTC相場の重石となる可能性がある。4日の米雇用統計を通過するまでは明確な方向感を示しにくいとみているが、足元ではやや下方リスクが意識されやすく、高値レンジの下限となる7万5000ドル台中盤(≒1210万円)を試す展開には注意しておきたい。



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bitbank Report 2026/09/02:BTCは方向感欠くも下値リスク イールドカーブのフラット化には引き続き警戒













