BTCは8万ドル近辺で揉み合い ジャクソンホールで米金利の反応に注目

27日のビットコイン(BTC)円は1258万5559円から取引が始まった。東京時間は様子見ムードが広がり、始値周辺で小動きに終始。欧州勢参入後には上値を試す展開となり、一時、節目の8万ドル水準となる1275万円を上抜けるも、即座に戻り売りが入り、上げ幅を吐き出した。しかし、エヌビディアの好決算を受けて、この日の米国市場ではハイテク株主導で株式市場が上昇し、BTCも連れ高となり欧州時間の高値を更新した。尤も、ジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長の講演を本日に控えるなか、相場は1280万円台で上げ渋り、終値は1279万0381円と上値を伸ばし切れなかった。


本日は日本時間午後11時からジャクソンホール会議でウォーシュFRB議長の講演が予定されている。同氏はフォワードガイダンスに否定的な立場を取っていることから、9月FOMCでの政策決定について明確な手掛かりが示される可能性は低いというのが市場のコンセンサスだ。一方、先週米財務省が発表した長期国債の買い戻し規模引き上げについてコメントする可能性には注目したい。財務省が長期金利の抑制を意識する一方、ウォーシュ氏は長期金利の上昇が一定の景気引き締め効果を発揮しているとの認識を示している。加えて、市場の価格発見機能を重視する同氏の姿勢を踏まえれば、財務省による国債市場の機能維持という目的には理解を示しつつも、金融政策面では長期金利の上昇を容認する可能性もあろう。尤も、講演を受けて金利が上昇したとしても、財政懸念などを背景に長期ゾーン主導のベアスティープニングとなれば、無国籍資産としてのBTCにはむしろ追い風となる可能性がある。相場の高値保ち合いが続くなか、本日は講演内容だけでなく、米金利がどの年限で反応するかにも注目したい。



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bitbank Report 2026/08/28:BTCは8万ドル近辺で揉み合い ジャクソンホールで米金利の反応に注目












