BTCは8万ドルにタッチ TGA取り崩し観測が新たな追い風に

24日のビットコイン(BTC)円は1235万0891円から取引が始まった。東京時間序盤は様子見ムードが広がり、1218万円周辺までジリ安に推移するも、終盤にかけては下げ幅を縮小した。欧州勢参入後には、原油価格の下落や金(ゴールド)相場の上昇を眺め、1260万円近辺まで上昇した。さらに、CNBCが米財務省高官の証言として、財務省による国債の買い戻しはTビル発行ではなく、TGA(財務省一般勘定)を取り崩して賄う可能性があると報じ、市場への直接的な流動性供給期待から、ドル建てで節目の8万ドルにタッチし、高値1273万2391円を記録した。その後は失速するも、底堅い値動きが続き、終値は1255万7431円となった。


米財務省による長期国債買い戻しの原資がTビル発行による市中資金の吸収ではなく、TGAの取り崩しとなれば、その効果はよりQEに近いものになると言えよう。TGA残高はM2などのマネーサプライに含まれない政府保有の資金であり、その資金が市中に供給されれば、QEに類似した流動性供給効果をもたらす可能性があり、BTC相場にとってはこれまでになかった追加の支援材料となる。ジャクソンホール会議を前に様子見ムードが強まる可能性を指摘していたが、こうした新たな材料を背景にBTCは昨日、ドル建てで節目8万ドルにタッチしており、本日は同水準の上抜けを試す展開が視野に入る。想定よりも早く保ち合いを上放れる可能性が出てきたと言え、短期的な過熱感には注意したいものの、やはり「押し目待ちに押し目なし」となるか。



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bitbank Report 2026/08/25:BTCは8万ドルにタッチ TGA取り崩し観測が新たな追い風に













