BTCは8万ドル突破も維持できず マクロ改善が下値支えるか

25日のビットコイン(BTC)円は1256万2998円から取引が始まった。東京時間は前日に引き続き上値を試す展開となり、序盤にドル建てで節目の8万ドル(≒1273万円)を上抜け、高値1293万3047円を記録した。一方、欧州勢参入後には利食いが優勢となり、米国時間序盤には一時1250万円を割り込んだ。その後、米住宅価格指数や消費者信頼感指数が振るわず、米金利が低下したことで持ち直す場面もあったが、過熱感が意識されるなか伸び悩み、米国時間終盤には1242万円まで下落。終値は1250万5052円となり、8万ドル水準の維持には失敗した。


BTCは昨日、ドル建てで節目の8万ドルを上抜けたものの、同水準の維持に失敗したことで、一定の目標達成感が窺える。一方、米経済指標の下振れに加え、米・イラン関係が急転直下で停戦合意に向かっているとの報道もあり、WTI先物は約1週間ぶりの安値まで下落している。FRBによる利上げ観測の後退や原油安は本来、BTC相場の支援材料と言え、外部環境は悪くない。テクニカル的な過熱感は依然として拭い切れず、8万ドル周辺で上値の重さも確認されたが、相場は直近安値を切り下げておらず、終値ベースでも前日からほぼ横ばいとなっている。破竹の勢いで上昇してきた反動から利食いには引き続き注意したいものの、本日はマクロ面での追い風が下値を支え、利食いとの綱引き状態となるか。



PDFリンク
bitbank Report 2026/08/26:BTCは8万ドル突破も維持できず マクロ改善が下値支えるか















