BTCは上値トライも上げ幅縮小 新たな地政学リスク台頭

28日のビットコイン(BTC)円は1360万9341円から取引が始まった。東京時間の相場は材料待ちとなり、概ね1360万円周辺での揉み合いに終始するも、欧州時間には米長期金利の上昇を眺め、1382万円まで上昇した。米国時間序盤には、イランの核開発問題の交渉を巡り、トランプ米大統領が軍事力行使を警告したことで、一時は1360万円台まで下落するも、粘り腰を発揮し高値1390万円まで上伸したが、その後のイベントを控え買いは続かず、程なくして1370万円台に押し返された。今朝方のFOMCでは想定通りサプライズはなかったが、マイクロソフトの株価が時間外に急落すると、BTCも連れ安となり、1365万円近辺まで下落。終値は1367万5414円となった。


AIへの投資効果などが焦点となった昨日の決算では、マイクロソフトもメタも過去最大となるAI投資関連の支出を発表したが、時間外で前者は急落した一方、後者は急騰した。一部では、AIへの過剰投資が嫌気されたとの声も散見されるが、そうであればメタ株も急落している筈で、マイクロソフトの急落はクラウド事業の売上鈍化が背景と指摘され、「AIバブル懸念再燃」というワーストシナリオは回避したと見ている。とは言え、マイクロソフト株の下落は指数全体にも波及しやすい。加えて、イランの核開発問題を巡って新たな地政学リスクも台頭しており、積極的にリスクを取りにくい状況は続いていると言える。本日はアップルの決算も控えており、引き続き決算絡みの米国株市場の動きには注意したい。












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