BTCは乱高下の末反発 グリーンランド巡りTACOったトランプ

21日のビットコイン(BTC)円は1397万9997円から取引が始まった。前日の急落から東京時間は反動高となり、ドル建てで節目9万ドル水準となる1426万円にワンタッチした。その後は戻り売りが優勢となり、欧州勢参入後にはダボス会議への警戒感から上げ幅を完全に吐き出した。米国時間に入ると、相場は序盤に一時乱高下を演じたが、トランプ米大統領がグリーンランドを巡ってNATOと大枠合意に達し、一部EU諸国に対して2月1日から課すとしていた10%の追加関税を撤回すると発表した。加えて、「クリプト構造法案(Crypto Structure Bill)」の署名が近づいていることを示唆したことで、相場は1430万円近辺まで急反発した。その後は水準をやや下げ、終値は1417万5000円となった。


米国とNATOのグリーンランドを巡る大枠合意については詳細が明かされていないが、結局はトランプ氏が「TACO(トランプはいつも尻込みする)」する格好となり、直近のリスクオフムードが後退した。BTCは9万ドル周辺で頭打ちとなっているが、TACOトレードの継続によって本日も戻りを試す余地があるだろう。本日は第3四半期の米GDP成長率確定値や、10・11月の個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を控えている。昨年の米政府機関の一部閉鎖によってデータにタイムラグがあるものの、経済のトレンドを把握する上である程度材料視されると指摘される。尤も、市場は第1四半期中のFRBの金利据え置きはほぼ完全に織り込み済みと言え、結果が強めに出ても影響は限定的と見ている。



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bitbank Report 2026/01/22:BTCは乱高下の末反発 グリーンランド巡りTACOったトランプ










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