CMEのBTC先物は約7カ月越しの窓埋め それでもまだ下げ止まらないか?

17日のビットコイン(BTC)円は1457万8194円から取引が始まった。東京時間は弱々しくも戻りを試す展開となり、終盤には1480万円を回復するも、海外勢参入後には失速し、上げ渋りに転じた。米国時間に差し掛かると、米株先物の下落を眺め、BTCは東京時間の上げ幅を吐き出すも、即座に押し目買いが入り上下に振れた。しかし、19日引け後のエヌビディアの決算や、20日の9月米雇用統計の発表を控え、米国時間は警戒ムードが広がり、BTCは1420万円まで下値を広げた。これによりCMEのBTC先物が4月に作った下窓を閉め切ると、相場は下げ止まったが、戻りは鈍く、終値は1432万9185円と5月以来の安値に下落した。


およそ7カ月の期間を経てCMEのBTC先物は窓埋めを達成したが、昨日も指摘の通り、オプション市場では8万5000ドルや9万ドルストライク(≒1329万円〜1396万円)の取組が盛んとなっており、依然として下値余地があると言えよう。テクニカル的には、BTC対ドルの相対力指数(RSI)がようやく売られ過ぎとなる30%を割ったが、日本時間20日未明のエヌビディア決算と夜の米雇用統計を通過しない限り、足元の警戒ムードは変わらないと指摘され、本日も引き続き下値を模索する展開が見込まれる。



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bitbank Report 2025/11/18:CMEのBTC先物は約7カ月越しの窓埋め それでもまだ下げ止まらないか?









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