イーサリアム節目で失速 本日からジャクソンホール会議開幕
24日のビットコイン(BTC)対円相場は、290万円台で揉み合い。東京時間のBTCは、日経平均株価の下げに連れ安で21,000ドル水準となる287万円を目指すも、290万円で下げ渋り、290万円台前半での推移に終始した。米時間に入ると、米株の反発やイーサリアム(ETH)の大型アップグレード「The Merge(ザ・マージ)」の実行予定日がイーサリアム財団から公式に発表があり、BTCは300万円を試したが、米株の失速やETH対ドルが1,700ドル(≒232,623円)で失速したことで、BTCも上値を抑えられ、米市場引け後から上げ幅を解消した。


ジャクソンホールを警戒してリスクオフムードが広がっていた米株市場だったが、足元では売り一巡の様相を呈している。昨日指摘の通り、市場は9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイント(bp)利上げを織り込み始め、現在では75bp利上げ予想が過半数となった。注目のジャクソンホール会議は本日から開催されるが、目玉は日本時間26日夜のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演となり、BTC相場は本日も引き続き揉み合いに終始する展開が想定される。ETH相場がアップグレード期待で1,700ドル上抜けに成功すれば、BTCも連れ高となろうが、22,000ドル(≒301万円)水準がレジスタンスになると指摘される。



PDFリンク
bitbank Report 2022/08/25:イーサリアム節目で失速 本日からジャクソンホール会議開幕










.jpg&w=3840&q=70)

.jpg&w=3840&q=70)