対ドルでは4万ドル割れ、昨年11月の価格帯まで下落する可能性も
1月22日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターはマイナスで推移し、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは4.6%下落し、終値は587.1万円でした。週末はほぼ横ばいの推移でしたが、週明けと共に売られる展開になりました。長期移動平均線も下回り、日足は一目均衡表の雲の下限まで下落しました。短期的にはかなり弱い値動きとなっています。
- オシレーターは下降傾向です。CCIは大きなマイナスとなり-145で推移。Fisherもマイナス圏で遅行線を下回った推移が続いています。長期オシレーターのMACDは、週末からマイナス圏に突入しています。
- ボラティリティ指数のADX(14)は低い水準となっていますが、足元で上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインは昨日、約1ヶ月ぶりに600万円を割り込みました。1月前半は現物ETFを材料に買いが強い相場となっていましたが、後半は利確売りが殺到し、月足もマイナスとなっています。対円ではまだ12月の安値を割り込んでいない一方、対ドルでは4万ドルを割り込み、12月の安値を割り込んでいます。対ドルチャートの方が弱気な推移となっています。ビットコインは今週も売られたことで、昨年11月に揉み合った価格帯の560万円まで下落する可能性が高まりました。今週は引き続き下値を探る相場となるでしょう。
- 価格は14EMA(620.9万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(609.6万円)は下落しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(631.3万円)が先行スパン2(640.4万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-145)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.8)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.7)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-33142)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(26166)を下回り、売りシグナルが出ています。