韓国、暗号資産取引所に銀行と同等の「無過失補償義務」を課す方向で制度改正
韓国はUpbitハッキングを受け、暗号資産取引所に銀行と同等の「無過失補償義務」を課す方向で制度改正を進めている。ハッキングやシステム障害が取引所の過失有無に関係なく顧客補償を義務づけるもので、現在は銀行と電子決済業者だけに適用されている。主要5取引所で20件の障害が発生し計5億ウォン超の被害が出たことが背景にあり、ITセキュリティ強化、運用基準の引き上げ、売上の最大3%の罰金など銀行並みの規制導入が検討されている。Upbitの通報遅延問題や10日までに提出が求められるステーブルコイン法案とも絡み、規制強化の流れが鮮明になっている。



