カザフスタン、5億〜10億ドル規模の国家暗号資産準備基金を設立する計画
カザフスタンは、2026年初頭までに5億〜10億ドル規模の国家暗号資産準備基金を設立する計画を進めている。資金源は国外からの還流資産や押収資産、国営マイニング事業の収益で構成される。基金はビットコインなどの暗号資産を直接保有せず、ETFや暗号資産関連企業への投資を行う方針。運営はアスタナ国際金融センター(AIFC)の下で行われ、外国パートナーの参加も想定されている。政府は違法に取得されたデジタル資産を国家準備として再活用し、経済主権を強化する狙いを示している。



