北朝鮮のハッカー、Chromeベースブラウザのバグで暗号資産の盗難を試みる
北朝鮮のハッカーが8月19日にChromeベースのブラウザの未知のバグを利用して暗号資産を盗もうとしたとMicrosoftが報告した。Googleはこのバグを8月21日に修正した。 攻撃はCitrine Sleetというハッカーグループによるもので、北朝鮮の偵察総局の第121局と関連しているとされる。UN報告では、北朝鮮のハッカーが過去7年間で30億ドルの暗号資産を盗んだとされ、米国政府は暗号企業や取引所への攻撃が続くと予測している。Microsoftはターゲットとなった顧客に警告を出したが、詳細は公表していない。