SEC、Rippleの中間控訴を求めるも却下される
米国の地方裁判所のアナリサ・トーレス判事は、証券取引委員会(SEC)のRippleとの訴訟に関する中間控訴の求めを拒否した。SECは、控訴が訴訟の終了を「大幅に進める」ことを示さなかったとトーレス判事は指摘し、2024年4月23日に裁判が予定されている。 RippleとSECは、年末までに事前裁判提出書類を提出することが予期されている。トーレス判事は、双方の弁護士と当事者が、この問題の和解について議論するために少なくとも1時間、直接会うように指示した。SECは、Ripple訴訟の取り扱いがBinanceやCoinbaseなど他の訴訟に「大きな影響」を及ぼす可能性があると主張していた。SECは、2020年にRippleとその幹部を訴え、RippleがXRPの販売を通じて2020年に13億ドルを調達したと非難している。