イーサリアム共同創設者ヴィタリック氏、ソフトウェアライセンスをより制限の強いライセンスに移行することを提案
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリンは新たなブログで、ソフトウェア公開に関する自身の立場を正式に表明し、従来の「パーミッシブ」なライセンスよりもやや制限の強い「コピーレフト」ライセンス(CC-BY-SAやGPL)を支持すると述べた。これらは、派生物も同じライセンスで公開することを義務づけるもので、ブテリンは著作権を「著作権自身に逆用」する手段と位置づける。背景には、GoogleやHuaweiのような大企業によるオープンソースの商用利用、また競争が激化する暗号資産業界の現状がある。彼は、もはや「善意」だけに依存できず、コードを共有した者だけがアクセスできるという「強制力」も必要だと主張している。





