米下院金融サービス委員会、ステーブルコイン法のルールづくりの期日厳守を強調
2025年夏に成立した米国のステーブルコイン法「GENIUS法」の施行に向け、規制当局がルール作りを急いでいる。法案は成立から1年以内、つまり2026年7月18日までに規則制定を義務付けており、下院金融サービス委員会のスティール議員は期日厳守を強調した。FDICは今月中に実施枠組みを提案するとし、NCUAも発行者申請に関する最初のルール策定を予定している。GENIUS法はドル等による全額裏付け、時価総額500億ドル超の発行者への年次監査、外国発行の基準を定める。議会では包括的な暗号規制法案「Clarity」も並行して進行しており、大統領の暗号事業関与に対する利益相反問題も議論されている。



