CoinbaseのラップドビットコインcbBTCの供給量が3万枚を超える
CoinbaseのラップドビットコインcbBTCの供給量が3万枚を超え、2025年に入ってから160%以上増加した。一方、Ethereum上で最大の合成BTCであるwBTCは、cbBTCの登場以降17%減少し、2025年単体でも4%減少している。合成BTC全体の供給は約3%しか増加しておらず、cbBTCの成長は新規需要というよりもwBTCからの乗り換えによるシェア移動であると考えられる。2024年にwBTCの発行元BitGoがジャスティン・サン関連企業をマルチシグ署名者に加えたことで不信感が広がり、CoinbaseはwBTCを上場廃止にした。これがcbBTCへの流入を後押しし、Coinbaseの既存インフラを通じた低コストでの変換が機関投資家に支持されている。





