アルゼンチン大統領、「Libra」トークンの民事調停に出席せず
アルゼンチン大統領ハビエル・ミレイは、自らが推奨した暗号資産「Libra」トークンの暴落をめぐる民事調停に出席せず、代理人も派遣しなかった。一方、リブラ事件を担当するフェデラル判事マリア・セルビニは、ミレイおよび妹カリナ・ミレイの銀行記録の開示を中央銀行に命じた。リブラは発表直後に90%暴落し、多数の投資家が損失を被ったことで「クリプトゲート」として国内で大きな騒動となっており、ミレイには弾劾や詐欺罪を求める声も上がっている。ミレイは不正行為を否定し、「技術愛好家として支援しただけ」と主張している。