ナスダックISE、ブラックロックのビットコイン現物ETFのオプション取引上限引き上げを要請
ナスダックISEはSECに対し、ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」のオプション取引上限を現行の25万枚から100万枚へ引き上げるよう申請した。加えて、物理決済型FLEX IBITオプションに対するポジション制限の撤廃も求めている。これは、2025年に入ってIBITオプション取引量が急増し、既存の制限がマーケットメイカーや機関投資家の運用を妨げているため。申請では、100万枚の上限でもIBIT流通量の7.5%、全ビットコイン供給量の0.284%に過ぎず、市場への影響は軽微とされている。IBITは現在、オプション建玉残高でデリビットを超え、最大の取引対象となっている。



