調査機関、機関投資家によるオンチェーン利回りへの関心が高まっていると報告
調査会社ArtemisとDeFiプロジェクトVaultsは、米規制環境の緩和を背景に、機関投資家によるオンチェーン利回りへの関心が高まっていると報告した。特に注目されているのは「インビジブルDeFi」という概念で、ユーザーがDeFiを意識せずともその恩恵を受けられるよう、複雑さを抽象化したプロトコルの浸透である。CoinbaseとMorphoの提携により、BTC担保でUSDCを借りる仕組みが300億円超規模で展開され、AaveやSparkなど主要レンディングプロトコルのTVLは500億ドルに達した。USDC貸出利回りは年率4〜9%で米国債を上回る水準。資産運用会社GauntletやSteakhouseなどのAUMも急拡大し、DeFiが伝統金融の裏側を支える構造へと変化している。





