韓国銀行総裁、銀行以外の機関によるウォン建てステーブルコインに否定的な見解
韓国銀行の李昌鏞総裁は、銀行以外の機関によるウォン建てステーブルコインの発行を許可すれば、通貨の混乱と銀行業の収益モデルの崩壊を招くと警告した。これは李在明大統領によるウォンステーブルコイン推進政策に対する懸念であり、19世紀の米国「自由銀行時代」の混乱を引き合いに出したもの。中央銀行は政策決定権を持たず、関係省庁の調整が必要と述べた。一方、カカオペイなど大手決済企業は銘柄登録を進めており、国会では規制法案が提出済み。韓国銀行はCBDCの実証を中止し、今後はステーブルコイン関連法の進展を注視するとしている。