米下院、暗号資産関連の重要法案3本の採決に向けた手続き投票を否決し審議が実施されず
米下院は7月15日、暗号資産関連の重要法案3本の採決に向けた手続き投票を196対223で否決し、審議が停滞した。対象法案は、ステーブルコインの裏付け資産や発行者への監査義務を定める「GENIUS法案」、SECとCFTCの役割分担などを明確化する「CLARITY法案」、そして中央銀行デジタル通貨(CBDC)の個人向け発行を禁止する法案。一部共和党議員は、CBDC禁止条項の不在や「抜け道」への懸念から反対票を投じた。指導部は3法案を一本化すべきという声もあり、当日午後5時に再投票が予定されている。民主党側は「Crypto Week」を皮肉る投稿を行った。





