Weekly Technical Analysis:週足は3週連続の陽線を記録、相場は小幅な推移継続

10月3週の週足

先週のビットコイン週足は1.1%上昇し3週連続の陽線を記録しました。今週はこれまで0.1%の下落と小幅な値動きとなっています。約2ヶ月間の平均となる8EMAを下回った推移が続いています。値動きは底堅さも見られますが、小幅な推移となっています。
長期的には、週足は依然として下落のトレンドラインを超えることができない状況が続いています。現在の価格帯で推移した場合、トレンドラインと週足が交差するのは11月になるものと予測されます。
現在の週足は285万円近辺で取引されており、300万円のラインとなかなか超えることができていません。円安の影響もあり6月から安値を切り上げていますが、相場はイマイチ盛り上がりに欠けています。今週は、4週連続の陽線となるかに注目です。また移動平均線も超えることができれば、相場も徐々に盛り上がることが期待されます。

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、0.7%下落した陰線を記録し、終値は286.5万円でした。ビットコインは昨日も小幅に下落し2日連続の陰線を記録しました。移動平均線の上位は維持しているものの、冴えない値動きとなっています。
オシレーター・インジケーターは短期で下落し始めています。CCIは52で推移。Fisherは遅行線を上回っていますが、上昇幅が減少しています。長期オシレーターのMACDはプラス圏で遅行線を上回り推移しています。オシレーターはプラス圏を維持もモメンタムは短期から低下傾向にあります。
ボラティリティ指数のADX（12）は下落しており、ボラティリティの低下と相場の方向感が弱いことを示しています。
ビットコインの日足チャートはここ2日間の下落で、上昇のモメンタムが一段落した様子が伺えます。本日も下落し3日連続の陰線となる、テクニカルはさらに悪化するでしょう。ボラティリティは依然として下落が続き、相場の低調感を示しています。まだ方向感が弱い不安定な相場となっており、本日も小幅な値動きが予想されます。