Weekly Technical Analysis:今週は270万円でサポート、3週ぶりの陽線なるか

8月5週の週足

先週のビットコインは8.3%下落し、2週連続の陰線を記録しました。価格は先々週に335万円まで上昇した後、上値が重くなり下落しました。一方、今週は底堅い値動きとなり、現在のところ4%ほど上昇し、280万円近辺で取引されています。
ビットコインは340万円近辺に強いレジスタンスが存在します。長期で見れば6月の下落以降、レンジでの推移となっています。週足は約2ヶ月平均となり8EMAを下回り取引されていますが、間近安値となる250万円を割り込んでいません。今週は買い需要の戻りが見られ、安値を切り上げることができるか注目です。

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、1.6%上昇した陽線を記録し、終値は279.5万円でした。昨日は一昨日の下落をかき消すように買われ、底堅く推移しました。足元で270万円近辺でサポートされています。
オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。CCIはマイナス圏で上昇し-79で推移。Fisherも反転上昇しています。MACDは遅行線を下回った推移が継続しています。
ボラティリティ指数のADX（22）は上昇し、弱気トレンドの発生を示唆しています。
日足チャートは、価格が移動平均線の下位で推移し、弱いプライスアクションが見られます。短期のオシレーターはマイナス圏で上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
先週まで売られる展開が多かったビットコインですが、今週はここまで底堅い値動きとなっています。オシレーターも反転し始めており、短期の底固めに入っているようです。