Weekly Technical Analysis:FOMC後に売りが殺到、日足は弱気の形となる
12月2週の週足

- ビットコインの週足は引き続き移動平均線(8EMA)の下位で推移しています。今週は8EMAをタッチする場面がありましたが、250万円手前では上値が重くなりました。現在のところ2.8%ほど上昇しており、5週連続の陽線が見えてきました。週足は足元で底堅さが目立つ展開です。
- 週足は短期で上昇し、6月に記録した前回の安値近辺のレジスタンスを試しています。250万円のレジスタンス近辺の動きは非常に重要となります。この価格帯を超える事ができれば、チャートが改善します。一方、戻り売りの絶好のポイントでもあるため、今年の相場環境を考慮すると過度の期待は禁物です。
12月14日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.1%上昇した陽線を記録し、終値は241.4万円でした。昨日は日本時間に底堅い動きとなり、価格は一時248万円まで上昇しました。一方、長期移動平均線(53EMA)近辺で上値が重くなりました。終値にかけて戻り売りが発生し、長い下髭を付けた日足となりました。
- 上昇していたオシレーター・インジケーターは下落の気配があります。CCIは短期で過熱感を示す231の高水準で推移。上昇していたFisherは本日からデスクロスし始めています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。オシレーターは短期でモメンタムの変化を示しています。
- ボラティリティ指数のADX(23)は下落し始めており、弱気トレンドの勢いが落ちてきていることを示しています。
- ビットコインの日足は3日連続の陽線となりましたが、上髭を付けており弱気の日足となりました。昨日はアメリカで金融政策会合(FOMC)が行われ、0.5%の利上げが発表された直後から売りが殺到しました。テクニカル的には短期で価格が上昇しすぎた反動で売りが出やすい状況となっています。オシレーターもモメンタムの変化を示唆しており、週後半は下落に注意が必要な相場となるでしょう。

価格は短期移動平均線の14EMA(235.4万円)を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA(248.5万円)は下落し、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(236.4万円)が先行スパン2(267.5万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(231)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(2.8)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(2.5)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-19710)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-45954)を上回り、売りシグナルは出ていません。







%2520(1).jpg&w=3840&q=70)

.jpg&w=3840&q=70)
