BTC週次分析|相場に資金回帰、過度なレバレッジなく上昇基調を維持

今週の値動き

- 今週のビットコインは4月20日の1176万円から取引が始まりました。先週末に価格が下落した反動から、今週は取引開始から買われる動きとなりました。月曜日から木曜日まで上昇し、高値は1265万円を記録しました。ここ2カ月間の高値を更新しました。本日は高値警戒感から価格は24時間移動平均線(24EMA)を下回り、1240万円近辺で取引されています。今週も週足がプラスとなると4週連続の陽線を記録することになります。ビットコイン相場には底堅い動きが戻ってきていますが、週末はイラン情勢のニュースで売られやすいため警戒が必要です。
今週のデリバティブ市場
1.無期限先物取引の資金調達率
.png&w=3840&q=75)
ビットコインの無期限先物取引における資金調達率(FR)は、足元でマイナスで推移しています。4月に入り価格が上昇しているものの、無期限先物取引では買いが弱い状況です。レバレッジのロングを控える動きがみられ、トレーダーの慎重姿勢を示しています。
2.先物取引価格乖離率
.png&w=3840&q=75)
- 3カ月先の先物取引市場も買いは強くない状況が続いています。価格はここ2カ月間の高値で推移していますが、先物市場では乖離率が低水準の2%程度で推移しています。投機的な動きが少なく、レバレッジ解消による急落リスクは低い相場環境です。
3.未決済建玉
.png&w=3840&q=75)
- 未決済建玉は徐々に上昇しています。ここ2カ月間で2割ほど上昇しており、相場に資金が戻ってきていることを示唆しています。底堅い相場の継続には未決済建玉が増加し続ける必要があります。今週の相場高値時点で未決済建玉は先週の高値を超えておらず、今後も注視が必要です。
今週のオンチェーン
1.取引所保有BTC量

- 取引所が保有するBTC数量は減少傾向となり、市場の売り圧力の減少を示唆しています。昨年末から今年の3月までは横ばいか上昇する動きがみられましたが、3月以降は継続的な下落がみられます。底堅い相場の一因となっていると考えられます。
2.マイナーネットポジション

- マイナーは運営資金確保のために定期的に現物の売却を行っており、今週の売り越しは珍しいものではありません。一方で短期的な相場に対しては上値を重くする可能性があります。マイナーからの供給を吸収する買い需要が上昇のトレンドの継続には必要です。
まとめ
- 今週のビットコインは、先週末の下落から反発し、週半ばにかけて1265万円まで上昇しました。週足では4週連続の陽線となる可能性があり、相場には底堅さが戻りつつあります。一方、無期限先物の資金調達率や先物価格乖離率は低水準で推移しており、過度なレバレッジによる買いは見られません。取引所保有BTCの減少も売り圧力の低下を示唆していますが、週末はイラン情勢を巡るニュースで売られやすい地合いとなる可能性があり、短期的な下落には警戒が必要です。











