BTC週次分析|利益確定売りをこなせるか、ビットコイン正念場の1200万円

今週の値動き

- 今週のビットコインは4月13日の1131万円から取引が始まりました。今週も週初めから買われる動きとなり、月曜日から上昇する展開となりました。足元では1200万円近辺を試す動きとなっていますが、明確にレジスタンスとなっています。一方、押し目は積極的に買われており、レジスタンス突破は時間の問題と考えられます。現在も移動平均線の上位で推移しており、1200万円台の回復を目指しています。4月に入り相場は明確に高値を目指す動きとなり、買いが強い相場に移行しています。
今週のデリバティブ市場
1.無期限先物取引の資金調達率

ビットコインの無期限先物取引における資金調達率(FR)は、ほぼゼロで推移しています。これまでは大きくマイナスで推移することもあったFRは、徐々にショートポジションの解除が進んでいます。もう一段高となると、短期のショートポジションはさらに減少し、FRはプラスを回復する可能性があります。
2.先物取引価格乖離率

- 3カ月の先物取引市場では引き続き買いが弱い状況となっています。現在の現物価格と先物価格の乖離率は2%程度で推移しています。徐々に乖離率は縮小しており、投機的な動きは見られなくなりました。
3.未決済建玉

- 先物市場の現金による未決済建玉は上昇傾向です。ここ2ヶ月間で最も高い水準となり、今後のボラティリティの上昇を示唆しています。現在は相場が底堅く、ショートポジションも多いことから、上方向への値動きは大きくなりやすいと予想されます。
今週のオンチェーン
1.含み益アドレス割合

- 相場の底堅さを背景に含み益アドレス割合は63%まで回復しています。ここ2ヶ月間で5%ほど割合が上昇しています。過去の下落トレンドでは50%近辺まで相場が押した際にトレンド転換しています。この指標だけを見れば、相場の底は遠くないと考えられます。
2.利益確定送金量

- 相場が1200万円に近づいた今週は利益が出ているアドレスからの送金が増加しています。ここ2ヶ月間では2番目の高さとなります。1200万円近辺では売り需要も高まっており、足元で上値が重くなっている要因となります。相場の上昇にはこの売りを吸収するだけの強い買いが必要です。
まとめ
- 今週のビットコインは1200万円近辺のレジスタンスを試す底堅い展開となりました。3月までの売り一辺倒の相場は脱した可能性があります。デリバティブ市場ではショート解消や未決済建玉の増加が見られ、上方向への変動余地が意識されています。一方で、オンチェーンデータでは、1200万円近辺では利益確定売りも増えており、上昇継続には強い買いが必要な局面です。












