1月3日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.2%上昇した陽線を記録し、終値は219.0万円でした。ビットコインの年明けの値動きは小幅に上昇して取引されています。一方、日足は移動平均線の下位を維持しており、弱いプライスアクションが継続しています。
- オシレーター・インジケーターはマイナス圏で停滞しています。CCIは-102に位置し、横ばいで推移しています。Fisherはマイナス下限近辺で遅行線と揉み合う動きとなっています。長期オシレーターのMACDは、足元でマイナス圏から上昇しています。オシレーター全体は下げ渋りを見せていますが、まだマイナスで推移し弱気トレンドを示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（31）は上昇しており、弱気トレンドの継続を示しています。
- ビットコイン相場は2023年に突入しましたが、年明けも弱気のチャートが維持されています。ここ3日間は底堅く推移し3日連続の陽線を記録した一方、日足は移動平均線の下位で推移しています。オシレーターも停滞しており、年末から続く弱気トレンドに大きな変化はありません。ビットコイン価格はドル円相場の円高の影響もあり、昨年11月の安値を下回り推移しています。テクニカルは依然として弱い状態となっており、2023年の初週も下落に注意が必要な相場となるでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（221.7万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（234.9万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（226.6万円）が先行スパン2（232.2万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-102）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.4）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.3）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-42688）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-42050）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
%2520(1).jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)
