6月5日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、4.8%下落した陰線を記録し、終値は362.2万円でした。昨日のビットコインは大きく売られ、足元の安値圏まで下落しました。一目均衡表の雲も下回り、弱いプライスアクションとなりました。
- オシレーター・インジケーターは大きく下落しています。CCIは-119で推移。Fisherはマイナス圏で推移し、下落しています。長期オシレーターのMACDも約1週間ぶりにマイナス圏に沈みました。
- ボラティリティ指数のADX（14）は低位で推移していますが、足元で上昇し弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインは昨日売られたことでテクニカルがかなり悪化しました。日足は長期移動平均線も下回り弱気の値動きとなりました。インジケーターもマイナスとなり弱気トレンドを示しています。これまでレンジで推移することが多かったビットコインですが、下方向へ相場が動き出した可能性があり続落に注意が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（376.9万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（374.7万円）は横ばい推移し、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（377.0万円）と先行スパン2（380.3万円）を下回り、弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-119）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.5）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.0）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-4633）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-2524）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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