ビットコイン相場分析: 反発も動きは弱い状況、移動平均線の上位に浮上ならず

5月25日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、0.9%上昇した陽線を記録し、終値は371.3万円でした。一昨日の下落から反発しましたが、移動平均線を下回り弱いプライスアクションとなりました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が強くなっています。CCIは-53で推移。Fisherはプラス圏で推移していますが、下落しています。長期オシレーターのMACDは、遅行線を上回っていますがマイナスで推移しています。
- ボラティリティ指数のADX(17)は低位で推移し、相場のトレンドが弱いことを示唆しています。
- ビットコインの日足は再度移動平均線の下位となり、チャートは弱気に傾きました。まだレンジで推移しているものの、オシレーターも下落しておりレンジを下に抜ける可能性が高まっています。レンジを抜けると本格的に下落トレンド入りすることが懸念されます。レンジ幅はかなり狭まっており、今後相場が動き出すことが予想されます。

価格は短期移動平均線の14EMA(372.7万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(372.3万円)は横ばい推移となり、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(375.3万円)と先行スパン2(381.1万円)を下回り、弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-53)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.5)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.2)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-27045)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-29176)を上回り、売りシグナルは出ていません。