5月9日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、0.5%下落した陰線を記録し、終値は374.8万円でした。ビットコインは昨日も上値が重い展開となり、連続陰線を記録しました。日足は長期移動平均線（53EMA）近辺で推移しています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは77で推移。Fisherはマイナス圏で下落が継続しています。長期オシレーターのMACDはプラス圏を維持していましたが、本日からマイナスに突入しています。
- ボラティリティ指数のADX（17）は下落し、相場にトレンドがない状態を示唆しています。
- ビットコインは弱い買い需要が継続し、4日連続で陰線を記録しています。一方、昨日は今週の安値を更新しておらず、下落に一服感も見られます。テクニカルは低下傾向が変わらず、価格の続落に注意が必要です。一方、2週間前は53EMAから反発しており、相場に変化が出てくるか注目です。
価格は短期移動平均線の14EMA（386.3万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（373.8万円）は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（386.9万円）と先行スパン2（380.7万円）を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-77）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.7）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（7752）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（32012）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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