4月26日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFIsherがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、0.5%上昇した陽線を記録し、終値は380.4万円でした。昨日は一時400万円まで上昇する場面がありましたが、終値にかけて売られる展開に。終値ベースでは2週間移動平均線を上回ることができませんでした。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは-22まで上昇しました。Fisherはマイナス圏で推移していますが、ゴールデンクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDはプラス圏を維持していますが、下落傾向です。
- ボラティリティ指数のADX（27）は下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 昨日のビットコインは上下に大きく動く荒い値動きとなりました。昨日は陽線となりましたが、大きな上髭をつけ高値圏で売り圧力も確認されました。オシレーターは短期で上昇するなどテクニカルは徐々に好転しています。まだレンジでの推移となっていますが、日足が移動平均線の上位を回復できれば、もう一段の上昇が期待できるでしょう。今週はここまで先週の下落から反転しようとする動きが見られます。
価格は短期移動平均線の14EMA（381.5万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（363.7万円）は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（386.8万円）と先行スパン2（339.0万円）を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-22）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.7）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.1）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（20002）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（58941）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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