4月23日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFIsherがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、1.1%下落した陰線を記録し、終値は370.5万円でした。週末を通しては小幅に反発した相場となりました。日足の値動きは長期移動平均線（53EMA）を試す展開となっています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-73で推移。Fisherはマイナス圏で下落が継続しています。長期オシレーターのMACDはプラス圏を維持していますが、下落傾向です。
- ボラティリティ指数のADX（31）は下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインは先週強く売られ、週足は-8.7%を記録しました。先々週の上昇を帳消しにする下落となりました。値動きとオシレーター共にテクニカルは弱い状態となっていますが、日足は長期移動平均線近辺で横ばい推移となっています。まだ底値を探る展開ですが、先週の下落の反発があるか注目です。
価格は短期移動平均線の14EMA（384.7万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（362.2万円）は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（385.4万円）と先行スパン2（339.0万円）を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-73）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.4）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.0）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（41618）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（93593）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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