2月12日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、短期のオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.3%下落した陰線を記録し、終値は290.3万円でした。週末の値動きは、土曜日に上昇しましたが、日曜日に売られたためレンジでの推移となりました。日足は移動平均線の下位の推移が続いており、弱い値動きです。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-161まで下落。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDもマイナス圏で下落しています。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（48）は下落しており、ボラティリティの低下を示しています。上昇トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインの日足は先週、久々に短期移動平均線を下回り、弱い値動きとなりました。週末も冴えない動きとなり、上値が重い展開です。オシレーターも下落しており、流れはよくない状態です。先週、下落した後も強い反発は見られず続落に注意が必要です。長期移動平均線が推移する275万円まで押す展開は想定すべきでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（290.3万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（275.2万円）は上昇し、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（291.6万円）が先行スパン2（263.9万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-161）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.5）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（53174）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（98031）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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