3月9日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、6.2%下落した陰線を記録し、終値は279.1万円でした。昨日は相場が大きく動き、2月に押し目となった285万円を割り込みました。日足は長期移動平均線（53EMA）との乖離が拡大し、非常に弱い動きとなりました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-209と大きくマイナスで推移。Fisherはマイナス圏で下落が継続し、売りシグナルが出ています。長期オシレーターのMACDもマイナス圏で下落しています。オシレーターは弱気のモメンタムを示しています。
- ボラティリティ指数のADX（26）は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインの日足は2月の安値を割り込み、1月後半の水準まで価格を戻しました。ADXが示すように相場は下落方向へ動き出しています。短期的には価格が移動平均線から大きく乖離しているため、多少の反発も見込まれます。一方、相場は下落トレンドが発生しているため、反発した際は戻り売りされる可能性が高いです。今後も売りが優勢な相場となるでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（305.9万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（298.1万円）は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（304.6万円）が先行スパン2（301.8万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-209）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-25489）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-22522）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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