2月28日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのFisherがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.4%下落した陰線を記録し、終値は315.8万円でした。昨日も月曜日と同様に上値が重い展開となり、2日連続で下落しました。日足は移動平均線を僅かに下回り、弱い動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が続いています。CCIは19まで下落。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDはプラスで下落が継続しています。オシレーターはモメンタムの低下を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（38）は下落しており、上昇トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインは売りが先行しており、ここまで下落する展開が目立ちます。本日は小幅に反発して取引されており、先週の安値310万円近辺を死守できるか注目です。最近の相場ではアメリカ時間に大きく動くことが多く、アジア時間ではレンジで推移する傾向があります。現在は上昇していますが、アメリカ時間には動きが一変する可能性があるため注意が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（318.1万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（295.7万円）は上昇し、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（318.8万円）が先行スパン2（282.2万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（19）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（-0.5）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（74274）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（92492）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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