2月26日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.6%上昇した陽線を記録し、終値は321.6万円でした。週末のビットコインは小幅に上昇し、移動平均線（14EMA）を上回りました。一方、土曜日には移動平均線を下回り、売りも徐々に強くなっています。一時の上昇一辺倒の値動きからは弱さも見られます。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは35まで下落。Fisherは先週、マイナス圏へ突入しました。長期オシレーターのMACDもプラス圏で下落しています。オシレーターは下落のモメンタムのを示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（40）は下落しており、上昇トレンドの弱体化を示しています。
- ビットコインの日足はこれまで底堅い動きが続いていましたが、徐々に上値が重くなっています。テクニカルは強い状態を維持も、オシレーターは下落が目立ち始めています。現在はレンジでの推移となっており、方向感を失いつつあります。高値を試す展開となった場合は、利益確定の売りが発生すると予想され注意が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（318.1万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（293.9万円）は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（318.8万円）が先行スパン2（281.6万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（37）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（89097）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（100467）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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