2月14日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、短期のオシレーターがマイナス圏で推移しており、これを否定しています。
- 日足は、2.4%上昇した陽線を記録し、終値は295.7万円でした。昨日のビットコインは上昇し、移動平均線の上位で推移しています。昨日の値動きには一時的に買い需要が戻ってきたことを示唆してます。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは足元で-65まで上昇しました。Fisherは昨日、ゴールデンクロスしました。長期オシレーターのMACDはプラス圏で下落が継続しています。オシレーターは長期と短期で方向感が違い、強いトレンドがない状態を示唆しています。
- ボラティリティ指数のADX（43）は下落しており、ボラティリティの低下を示しています。上昇トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインは昨日、底堅い動きが見られテクニカルが改善しました。アメリカではCPIの発表があり市場予想を上回り、物価高を警戒し金利が上昇しました。ビットコインは予想外に上昇しましたが、現在の相場環境はリスクマネーが流入しづらい状況です。短期で日足は移動平均線の上位を回復しましたが、現在の相場環境はリスク資産にとっていい状態とは言えず上値の重い展開に警戒です。
価格は短期移動平均線の14EMA（290.6万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（276.4万円）は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（292.9万円）が先行スパン2（263.9万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-65）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.7）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.8）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（43119）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（78524）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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