ビットコイン相場分析: 昨日はアメリカ時間に相場崩れる、足元の安値を割り込む

2月9日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、短期のオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、4.8%下落した陰線を記録し、終値は287.5万円でした。昨日はこれまで揉み合っていたレンジを下抜けしました。チャートは弱気に大きく傾きました。昨日は終日弱い値動きとなり、朝方に大きく売られる展開となりました。
オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-174まで下落しました。Fisherも昨日、マイナス圏へ突入しました。MACDはプラス圏を維持も下落しています。オシレーターはモメンタムの低下を示唆しています。
ボラティリティ指数のADX（58）は下落しており、ボラティリティの低下を示しています。上昇トレンドの弱体化を示唆しています。
ビットコインの日足は昨日、移動平均線を下回ったことでテクニカルが悪化しました。これまで上がっていたアルトコインも強く売られ、大荒れの相場となりました。本日は昨日の大きな下落の反発もあると予想されますが、モメンタムの悪化が目立ちすぐに回復するのは難しいでしょう。反発があれば、戻り売りが発生すると見られ上値が重い展開となるでしょう。