1月29日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、3.1%上昇した陽線を記録し、終値は308.8万円でした。昨日は日曜日にも関わらず、強い買いが見られ足元の高値を更新しました。上昇トレンドが継続しており、移動平均線の上位を維持した推移が続いています。
- オシレーター・インジケーターはプラス圏を維持しています。CCI（95）は高値で横ばい推移となっています。Fisherは遅行線を上回り推移。MACDも遅行線を上回っていますが、上昇の勢いが落ちています。オシレーターは短期で上昇した反動で、徐々に下落するものも出ています。上昇のモメンタムはやや低下傾向にあるようです。
- ボラティリティ指数のADX（60）は上昇し、強気トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインの日足は底堅い動きが続き、週末に高値を更新しました。週足も4.8%上昇し、4週連続の陽線となりました。強気の相場が続いているビットコインですが、上昇幅は徐々に落ちています。オシレーターもモメンタムの低下を示唆しています。テクニカルはいい状態を維持しているものの、上値の重さも気になるところです。310万円の上位は昨年夏の高値圏となるため、利益確定の売りも出やすい相場と言えるでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（288.8万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（259.4万円）は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（282.5万円）が先行スパン2（263.8万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（95）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（6.9）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（6.2）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（180269）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（165720）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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