1月15日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.1%下落した陰線を記録し、終値は267.6万円でした。昨日のビットコインは小幅ではあるものの8日ぶりに下落しまた。先週末の土曜日には5,1%上昇し、価格は260万円台を回復しました。週末2日間では大きく上昇する強い動きとなりました。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向です。CCIは297まで上昇し、短期ではやや過熱感がある水準で推移。Fisherは遅行線を上回り、上昇を維持しています。長期オシレーターのMACDも先週、プラス圏を回復しています。オシレーターは強気のモメンタムを示しています。
- ボラティリティ指数のADX（34）は上昇し、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週のビットコイン価格は急騰し、週足では18.4%上昇しました。価格は約2ヶ月間の高値圏で推移しています。デリバティブ市場は大きなショートポジションの清算も確認されており、ロスカットを巻き込んだ上昇となりました。テクニカルは大幅に改善し、日足は一目均衡表の雲の上限近辺まで買われました。昨年１年間を通しては、雲の上限近辺では強い売りが発生しており、今週は注意が必要です。短期的には強い上昇トレンドが発生しており、押し目があれば買われやすい状況と言えるでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（241.0万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（236.6万円）は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（246.1万円）が先行スパン2（244.2万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（224）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（4.2）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（3.8）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（78516）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（23149）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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